著:重松清
私は本を購入するのはだいたいアマゾンかBOOKOFF。
BOOKOFFの100円コーナーでじっと題名を見ながら選んでいく。
お風呂で読むことが多々あるので、あまり高額な本は選ばない。
重松清さんの名前とその本のタイトルや表紙絵が気になっていたが、著者紹介が載っておらず、誰ともわからなくに購入を戸惑っていた。
しかしあまりにも気になるので購入した最初の本がこの本だ。
彼の本は非常に読みやすい。
スルスルスルスル~、文字が頭に入ってくる。
言葉の選び方や文章の運び方が上手いんだと思う。
だいたい本を読むとき最初はその世界に慣れるのに、時間がかかるものだが彼の本は慣れ親しみ度が高く最初からすっぽりとその世界に入れてくれる。
過疎化へと進む町田舎町の物語。
町長の熱い思いが町を巻き込みヒナゴンをよみがえらせる。
私は新宿区生まれ東京育ちなだけにこうやって田舎と呼ばれる場所の生活について直接考えたことはない。
さらに失礼な私はどこの国においても田舎の中の田舎に住んでいる人のことを勝手に想像し、不便と思われがちはその地に住むという理解に苦しみ、心が乾いてしまうこともあった。
(今ではいろんな体験を通し、変わりつつある)
この本はそのような土地に住む人の現代の在り方、政治との付き合い方、土地や人への愛について教えてくれた。
この本に出会ってから田舎が抱える沢山の本や内容を目にする機会が増え、考える時間を与えてもらっている。
作家重松さんの本はまだ数冊しか読んでいないがメッセージ性が強いものが多いと思う。
その中でもこの本は人情というものを、明るく読ませてくれる。
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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