私は結構な、小生意気なお調子者だった。
自分のテリトリー内では意気揚々となんにでも反応する。
余計に頭の回転が速い・・・かった・・・私。
自分の理論をもって、それが自分勝手と言われようでもその理論に応じて反応する。
大人にとってみればなんとも扱いにくい子供。
傷つきやすい癖に攻撃的。
いやっ、傷つきやすいから攻撃的だったんだと思う。
調子に乗っている時は嫌な自分が顔を出す。
得意げに人を見下してしまっていた。
喧嘩をした時、機嫌を損ねた私はそりゃぁ面倒くさい存在だった。
それが表だって出てくるのは、相手が謝るようなことをした時。
相手が私を傷つけたと意識的にも無意識的にも反応したとき、頭に血が上り回転が急速化する。
今思えばそれは自分を守ろうと壁を大きく作り相手を攻撃していたことがわかる。
でも10代から20代ちょいの私はそれを理解していない。
相手が許してほしくとも絶対に許さず、また許そうという気持ちが全然起きず時間だけが経過。
自分でもどうしようもないんだけど許せなくてどうしていいのかわからず、数日が経ってようやく少し落ち着くもいつでもマグマは自分の中にある。
そんな子だった。
今思えば、母親も同じ起こり方をしていた。
そうやって怒られてきたし、DNAからの遺伝もきっとあるのだろう。
隙を与えてあげられなかったんだ。
謝ってくれている人たちが逃げられる隙を。
すべての隙を奪って自分の肯定をただただ相手にぶつけていたの。
甘えとも知らずにね。
そして彼らから習うんだ。
今度、自分が謝る立場になった時に。
彼らは私は謝っても、また謝らなくてもそんな私と行為を受け入れてくれた。
受け入れてくれたことでもう既に私を許してくれているの。
それにちょっとずつ気づいて、自分も出来たり、出来なかったりを繰り返して今に至る。
本当は正しいも何もないのに、ただ自分の悲しさ、さみしさ、怒りをぶつけていただけなんだよね。
絶対許さないなんて、自分のこと棚に上げて高飛車も過ぎる。
真実
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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