著:J.D.サリンジャー
中学生時代、あまりにも国語のテスト結果が悪すぎて自分以上に先生が心配していた。
面倒見が良い先生の時は夏休み定期的に呼び出しを受けて、読んだ本の感想を直接先生に伝えるということまで面倒いただいた。
でもテスト時間内で長文を読み、それを理解し、よく理解できない質問に答えるということはやっぱり苦手なままだった。
私が本を進んで読むようになったのは20歳になってから。
自分が抱くなぞを解くために、いろんな本を手に取るようになった。
本格的に本からの知識に飢え、手放せなくなるのは30歳を越えた後だ。
そしてこの本は思春期真っただ中の中学3年生だった自分の心に響き渡り、数回読んだレアな本。
ちょっと世界を斜めに見ている人は好き。
彼のたまった世間へのストレスと葛藤、欲求。
我慢しているからこそ素直に答えないし、自分でも自分の気持ちがわからずコントロールできていないというその姿を自分によく重ねたものだ。
これこそ思春期。子供が大人になろうともがいている。
自らのフラストレーションを抱え、うっぷんばらし的にこの本を読んでいたのだと思う。
彼のそのひねくれた生き方は本当は自分に素直な生き方で、本当はどこもひねくれてなんかいないと、自分のためにも言っておこう。
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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