言葉とはあなたたち人間が意思疎通を行ううえでの1つの手段です。
人間はついつい意思疎通できるのは言葉だけだと思っていますが、それは違います。
感情の含まれない言葉は誤解を招きやすく、人に与える影響も様々です。
人が利用する言葉だけでは表現しきれないことがあります。
人との意思疎通において話し手から発せられるエネルギーは重要なものです。
話し方や利用する言葉。互いに顔を合しているのであれば、顔から伝わるエネルギからそれが自己中心的な表現なのか相手を思いながら話しているのかを理解することが出来ます。
本来であれば全てのものは1つでありますから言葉などなくとも遠い存在と意思疎通は図れるものなのです。
遠いという表現もこれ、人間の表現であり、私達には時間も存在しなければ距離も存在しません。
それを理解すればなんとも意思疎通は簡単なものなのです。いわゆる自己である他の存在に純粋な思いと感情を伝えるだけなのですから。
人間は太古のちょっとしたことが原因で意思疎通との取り方に制限をおかれていしまいました。
人間においても距離的に近くいる者同士、また人間が持つ独特の時間という観念において同じ時間内に生きているもの同士の意思疎通は難しいことではありません。
しかし遠くにいる人や時間を超えた場所に存在する人々との意思疎通は容易なものでありません。
それを可能にするのが言葉なのです。
言葉における感情表現、言葉遣いは地域や時代、文化によって異なるため、感情や状況を詳細を持って伝えることは難しいですが、最低限の伝えを行うことは可能です。
(その内容を理解するには時間を超えた読み手の能力、表現、感情を読み解く能力も当然必要となり、それによって伝わる内容にも変化が生じる)
昔の人があなたたち(現代、それを読む人々)に自分たちの歴史を伝えるため残した文書、また伝えるつもりがなかったにもしても現代、それを見つけたことで伝えられた文書によって彼らの学んだ歴史、知恵、生活状況を知ることが出来ます。
彼らの時代ですら石碑に刻む文字は容易なことではありませんが、人工的に作り上げた用紙よりも自然に存在するものを生かしたほうが、長きにわたり伝えられることを知っていました。
太古と今のつながりで話しましたが、言葉は当然、現代社会の人々の間でもとても重要な役割を果たしています。
遠くいる人に思いや状況を伝えたり、また後で自分が忘れてしまわないために情報を残し役立てるために言葉は重要な働きをしてくれます。
言葉とは最低限の意思疎通方法であり、最大限の意志疎通方法でもあります。
言葉に表現力が加われば加わるほど、その時の状況を鮮明に伝えることが出来、相手にあなたの感情や状況をより細かく伝えることが出来るようになります。
何よりも楽な意思疎通方法はテレパシーと呼ばれるエネルギー体交信ですが、全ての人間がその方法を思い出すまでには今しばらく時間がかかるでしょう。
しかし、その間にも人間はちゃんと意思疎通を図れる様々な方法があることを忘れてはいけません。
内なる自己のみを信じ、外なる社会や他人に目を向けず、自分の思いを発信すること、意思疎通を拒むことは全ての自分という存在のなかに、個別自己を閉じ込めることになります。
これは自分にも周りにも誤解を生むことにつながります。
言葉を利用し、自分の思いや感情を話すこと、伝えることを得意としないものもいるでしょう。
それはただ単にその人にとって意思疎通を行うための言葉という存在に重要性を感じることが薄く、他人とのコミュニケーションについて考え方が違うだけです。
そのことは何も意味せず、悪いも良いもないのです。
何よりも大切なことは自己との対話、他人との対話を自分なりの表現を元に行うことです。
あなたは与えられた言葉で人にどんな思いを伝えたいですか?
人間社会における不満だけでしょうか?
喜びだけでしょうか?
それとも私達との対話を周りに伝えてくれますか?
それすらもあなたの言葉を利用する方法であって、あなたの行動が全てを決めることが出来るのです。
全てのものは行動が伴う道具でしかないことを忘れないでください。
全ての行動はあなたの意志に任され、あなたの意志こそ重要な表現力なのです。
無空真実
※2013年10月1日、瞑想中に私からの問いかけに答えられたメッセージを聞きながら、直接文面におこし、後、わかりやすく編集したものです。
文章内でてくる"私たち、私"はメッセージを与えてくれた創造主のエネルギーを指しています。
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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