著:J.D.サリンジャー
中学生時代、あまりにも国語のテスト結果が悪すぎて自分以上に先生が心配していた。
面倒見が良い先生の時は夏休み定期的に呼び出しを受けて、読んだ本の感想を直接先生に伝えるということまで面倒いただいた。
でもテスト時間内で長文を読み、それを理解し、よく理解できない質問に答えるということはやっぱり苦手なままだった。
私が本を進んで読むようになったのは20歳になってから。
自分が抱くなぞを解くために、いろんな本を手に取るようになった。
本格的に本からの知識に飢え、手放せなくなるのは30歳を越えた後だ。
著者:二宮 敦人
タイトルとその表紙の絵が美しかったこともあり手にしたこの一冊。
その美しさと裏腹にいろんなものが心を揺さぶる。
しかしその心の揺さぶりは最終的にはこの表紙の美しさに繋がってるのかもしれない。
同じ病院に勤める三人の同期。
立場も違えば考え方も全く違う。
強い意志あるものを迷いが多き人は憧れるが、そこには人知れず見えない個々の思いというものがある。
著者:水野敬也
もう10年以上前に発売された本。
テレビでよく見かけたなぁ~。
でも実際に手にしたのは2019年11月。
プライムリーディングでいい本を探していたらお勧め本としてすぐに出てきた。
AIなのかデータなのか、いやぁ痛いところに手が届くサービス。
名前も知っている本だし、さっそく読み始めた。
啓発本だろうとは予測はしていてもガネーシャの関西弁口調、一般的にいそうな男性とのやり取りが、ただの箇条書きより断然読みやすく、その世界に引き込んでくれた。