2015年7月27日、私たち家族とゆかりの深い秩父御岳山に行ってまいりました。母がここの神様が大好きで、家に神棚を迎えた時、多分私は6歳。それからほとんど毎年足を運んできました。いつ来ても秩父の美しい自然がその季節ごとに色鮮やかに迎えてくれ、神社は力強く私たちを励ましてくれる素敵な場所です。それでも両親が他界後、訪れるチャンスを逃し、数年訪れていませんでした。今回、ちょっとしたミッションの元、訪れることを決めました。
家には神棚があります。私と姉はそれは秩父御嶽神社から譲り受けたものと信じております。
今回、家を賃貸用リフォームにすることになりお世話になった神棚に別れを告げる時がやって参りました。それにしてもどのように対処するべきか私たちには知る由もなく、今回久々に神社に訪れ、両親の他界のこともお伝えさせていただき、そして神棚についてお伺いすることにしました。
秩父御嶽神社は最寄駅から離れていることもあり車で訪れるのが便利。しかし、車を持っていない身分、今回は電車で向かいましょう。
飯能駅から西武秩父戦に乗換え、吾野駅に向かいます。
吾野駅は田舎町の小さなの駅。駅目の前に小さな商店があるだけで他には家と自然があるのみ。
ここから30分。ちょっと入り組んだ道から山道に入り御嶽神社へと向かいます。
社務所は鳥居を超えてすぐに場所にあります。社務所はちょっとした休憩所にもなっており、中でお茶をいただけます。暑い今日、ここでの一服タイムが疲労を和らげてくれます。
秩父御嶽神社は東郷公園の中にあります。小さな山周辺が公園になっていて、社務所の先に公園入口があります。
様々な花が木々が育ち、その季節ごとに変化を見せますが、特にのお勧めは紅葉狩り。真っ赤なもみじが周辺に広がる景色を見渡すのは何とも美しい限りです。
今は夏、青々とした木々が太陽求め伸びに伸び、私たちは日影という恩恵を受けて前に進みます。
神社自体は山山頂にありますが、私たちが必ず訪れるのは祈祷殿。母はいつもここで御祈祷をお願いしていました。今回、私の目的も祈祷殿。ここで受付の人とお話しさせてもらおうと。
祈祷殿から神社までまっすぐ急に伸びたながーい階段をえっほらえっほら上るか、急な坂道をズンズン進む必要があります。生命力に満ち溢れた山の虫たちもすごい。祈祷殿に向かう間、小さな社があり、そこで見つけた一コマ。アリさんは力強いのは知っておりましたが、自分の何倍もある雲を一匹で運ぶとは・・・。チャレンジ精神、恐れ入りました。
祈祷殿は馴染みの受付の人がいます。両親の住んでいた地域と名字を告げてその娘です。と伝えて、ご挨拶。顔を見ただけですぐに思い出してもらえます。
前回、訪れた時は母が入院した時、お守りを購入しに来た時です。そして次に訪れた今回は母の他界を知らせます。彼女はすぐにメモを取り、伝えてもいないのに父の名前をすらりと書き上げ、私は驚きと同時に感謝を覚えます。
本題に入り家の神棚について聞こうとしたところ、先生が御祈祷中なため一時間ばかり待つことに。ならばこの時間を利用して本殿へお参りに行きましょう。
階段と坂道を利用してえっこら御本殿へ。本殿は人も少なく静か。ここから見える景色は格別です。
時間となり祈祷殿に戻り、先生が他の人と話し終わるのを待ち、私たちの番。ここでびっくりお家の神棚はどうやらここで頂戴したものではなかったみたい。それにも関わらずとても親切に教えてもらいました。ありがとうございます。
アドバイスをいただき、いつも訪れる他の社での用事を済ませ時間を見ると1時半。以前、一度訪れた美味しかったうどん屋さん。前回来た時は定休日でしたが今日は営業しているようなので向かいましょう。
車だったら簡単に迎えるうどん屋さんも歩くとなればちときつい。2.5kmのコンクリート坂道は私たちの足に痛さを与えるのでした。
何度も諦めてやっと到着うどん屋さん。空腹で疲れた体に染みわたるおいしさに感激。来てよかった、でも今度は車で来たい。エネルギー回復して吾野駅へと向かいます。
元気なアリさん、黄色いトカゲさんにモデル気取りのカマキリさん二匹、今日は生き物たちに沢山出会う日です。
暑さの中、多くの自然と分かち合えた素晴らしい時間、そして今回の人の優しさに触れてちょっとした知識が増えた時間、秩父御岳山はいつでも私の成長を見守ってくれている存在です。
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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