5日目:カトマンズ→チトワン
チトワンは自然保護公園で野生動物に会えることで有名な場所です。朝早い出発のバスに乗り込む為、街中を歩けば、寒さから身を守るため薄い布にくるまり身体を寄せ合って道で寝ている子たち、プラスチックごみを燃やして立ち込める独特の匂いなど、これがカトマンズの朝かと実感。
バスは地元民、観光客とマルチな状態。椅子はゴツゴツ、背もたれや前かごが壊れているのも珍しくありません。冷房がないため窓を開けて涼しさを確保。トイレ休憩中、ママは出店でフルーツを買いたかったのですが、外国人値段は払いたくないので、同行した友人に代わりに購入してもらうことに。やっぱり安かった。トイレには和式に似たネパール式。トイレ清掃おじさんが毎回トイレ掃除をしているので、彼にお金を払い利用します。
所要時間約6時間にて到着。到着するやいやな、観光客を囲む多くの群れ。ホテルの勧誘なのですがこれがまたすごい。家族みなバラバラになってしまい、話を聞く前にまず家族探し。それまですべての話に耳を傾けません。どうにか皆が集まったところで、信用がおけそうな若い男性と値段交渉を行い、ホテル決定。
彼はホテルの従業員ではなく、ホテルに雇われている勧誘兼ツアーガイド。様々なツアーを紹介してもらいます。値段とツアー内容から吟味して次の3つのプランを楽しみます。
早朝:象サファリ、昼:カヌーでの川下り、午後:ジープサファリ
バスでの長距離移動、交渉などで疲れ果てた私たちは町をぶらぶらした後、公園と村を挟む川で夕日を見ながらビールタイム。夕食は近くのレストランを利用したのですが、注文してから1時間以上待たされて懲り懲りゴリゴリでした。
6日目:チトワン
ネパールに到着してからいつも早起きをしている気がします。今日も早朝象サファリのため、早起き。朝もやの中、象サファリに向かいます。象は4人乗り。ミーアと私、パパとママ左右に分かれて乗ります。
象が川を渡り、森の道なき道を進んでいく。う~ん、様々な鳥やサルに出会えるかもと言われましたが見られたのは野生ニワトリだけ。ただ象の上に乗り、身を任せているのは結構楽しいものでした。
カヌーにはドライバーがいて、私達が漕ぐ必要はありません。気持ちがよくなったネパールの友人は唄を歌ったり、よくしゃべったり大はしゃぎ。お腹いっぱいで日光浴最中の大きな大きな野生クロコダイルに会えた時はとても興奮しました。他にも様々な鳥に出会えた静かで優雅な時間でした。
カヌーから降りて、ランチに向かう途中、ガイドさんがサイを見つけてくれました。起こすと危険だからとにかく静かにということだったので、うるさい友人をとにかく黙らせる。ガイドの指示に従って少しずつ近づいたときは緊張そのものでした。50mほど傍まで近づけ、シャッターチャンス。保護地区外にいたので非常に珍しかったみたい。
ランチ後、ジープに乗って保護地区に入ります。他の観光客も一緒だったのですが、全員が座れない。私は半分、荷物の上に体を乗せて、場所づくり。どうやらネパールの友人が安くしてほしいと交渉したところ一人の値段で二人乗れたらしいのですが、そのしわ寄せがここに来たみたい。まぁ、それでも皆が楽しめたから良かった。
サファリの際には鳥やサルの他にサイやトラやヒョウなど様々な名前が出てきましたが、実際、出会えたのは鳥とサルのみ。サファリは公園のもっと奥まで行く1日コースもあるみたいですが、どうやら動物たちは奥深くに隠れてしまっているようで。
公園はいくつのかの区域に分かれており、その入り口ごとに銃を構えて兵士がいます。公園はネパールとインドにまたがっていることもあるのか、または密漁を防ぐためか。いずれにしてもリアルライフル銃を見ると心に緊張が走ります。
公園内にあるワニ繁殖センターでは子供のワニから大人のワニまで様々な大きさに出会えて楽しかったです。他のジープに乗っていた人の話を聞いてもやはり出会えたのは鳥とサルのみみたい。寝ているサイに出会えた私たちはラッキーだったのかもしれません。
サファリ後、翌日向かうポカラのバスチケットについてガイドから話。実は昨日、ポカラ行きのチケットを友人と購入しましたが、時間や詳細が不明確だったため、キャンセルして、値段がもっと安くガイド御墨付のバスのへと変更することにしました。友人はそのバスのままでよいということだったので、私達だけキャンセルのため購入したお店に戻ります。すると店主、切れまくり。ちゃんとキャンセル料を支払うと言っているのに、ダメだ、ダメだの応酬で、話になりません。どうに説得に当たっていると最後はなぜかキャンセル料も取らずに全額返してくれました。
夜はサファリで出会った人たちと一緒に夕食を囲みます。川沿いのレストランを選んだのですが、昨日のこともあり、早めに料理を持って来てくださいとお願いしました。
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真実は「葛藤の解放と純粋な自己なる創造の現実化」をテーマに日々、生きている気ままな幸せ人です。 瞑想を通し、感じたこと、学んだこと日々の経験から感じたこと、学んだこと。 様々なことを様々な形で自分の変化と共に歩む真実なりの方法をご覧ください。
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